富山・いのちの教育研究会

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「生きる」とはどういうことか、大人と子どもが一緒に考えるサイトです。

ウサギの飼育に取り組んだ生活科の授業実践(平成17年度定例会)

実践概要

小学2年生(在籍女子6名)が
ウサギの飼育と取り組み、関わってきた生活科の授業実践です。

毎年2年生が担当する12歳のチャッピーというウサギがいます。

チャッピーが年をとり、
死を迎えるに至るまでの介護や看取り、
お別れ会の状況を克明に聞いて、
その授業のねらいと
そこで培われたであろう子供達の健全な心の成長を
以下のように感じました。

① 核家族化社会で
 祖父母が老病死を見ることが少ない現実の中で、
 いのちあるものの老いや闘病の苦しみ、死などへの
 思いやりの心と実践力を養ったように思う。

② 哺乳類は人体と同様の組織を持ち、
 ウサギの臓器や骨の異常、食欲不振、排泄不能などから
 同じような病状をみて、
 将来、愛するものの老いに関わる貴重な体験となっていると思う。

③ 学校では
 「わすれられないおくりもの」などのブックトークを通して
 いのちと死について日ごろから考えを深めている。
 この実践を通じて、
 ウサギからの多くのおくりものをもらい、感謝して、
 全校60名の手紙と共に葬送し、
 大人になっても忘れない貴重な実体験をしたように思う。



いのちと死の教育についての
全校公開授業の行われた
新湊市立中伏木小学校の森田秀子教諭よりの
話題提供です。
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by toyama-inochi | 2007-05-27 11:28 | ~H24_実践発表の概要