富山・いのちの教育研究会

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命を大切にする心をはぐくむ教育の推進に関する研究

射水市立小杉小学校は、
平成17,18年度の文科省「心に響く道徳教育推進事業」
の研究指定を受け、その研究成果をまとめ、研究発表会を開催しました。


研究主題:
「命を大切にする心をはぐくむ教育の推進に関する研究」
テーマ:
「子どもたちが命の尊さに心を寄せ、
自らの生きる力を高める道徳教育のあり方を求めて」 


第1部:道徳の公開授業

1年「いのちをかんじよう」(道古芳美教諭)

「手のひらを太陽に」の歌で導入し、
心臓の鼓動や体温を感じさせ、
また妊婦の方を教室にお願いして
胎児の心音を聞くなどの貴重な体験を共有しました。
ここでは感情やふれあいなどで生きる意味を考え、
1年生の理解力でも十分にこころの学習を深めていました。

3年「生まれる命」(小島秀樹教諭)

「おばちゃんがんばれ」の本を読んで、
出産に挑む母親の新しいいのちの誕生に身命を掛ける思い、
自分を生んだ母の願いや愛情を手紙という形で母から預かり、
教室で個々に開封して読み実感するという様子に、
親と子の強い心の通い合いが感じられました。

6年「力強く行きぬく」(岩坪智恵子教諭)

生きていく上でどのような障害に直面しても強く生きる姿を、
同市内の交通事故で重い障害を負われた方の
ビデオによる生活の様子を見て、
絶望の中からそれでも辛苦の日々を乗り越えて、
立派に仕事と障害者スポーツに仲間と明るく生きる姿から
子どもたちは尊敬と大きな勇気を感じ取っていました。


e0119719_1133895.jpg第2部:シンポジューム

基調提案を河田新子教諭から、
続いて「命の教育で学校・家庭に何ができるか」
のテーマで、
司会・・笹川愛子教諭、
コメンテーター・・金瀬志津教諭、
 岩坪智恵子教諭、 織田富子学校評議員、
 西尾哲PTA会長 の各氏が語りました。

e0119719_11343654.jpg2年間の取り組みの中で、同校が
「6つの学年縦割りクループ活動」や、
教師や子どもたちの毎日の命についてのスピーチや
「家庭の日」の有効な生かし方などから、
学校・地域が一丸となった活動に
より子どもたちの確かな成長を認識できた
との話がありました。


e0119719_11345153.jpg第3部:鼎談

「学校はいのちの教育をどのように進めるか」
というテーマで
文教大学教授の嶋野道弘氏、
蜷川小学校長北岡勝氏
の示唆に富む話が行われました。
(進行:小杉小学校 水上義行 校長)

その中で当指定研究の取り組みについての高い評価があり、
生命教育は教育の本質であるなどの力強い講評がありました。
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by toyama-inochi | 2007-05-25 11:35 | ~H24_実践発表の概要