富山・いのちの教育研究会

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平成13年度のあゆみ

7月 設立総会 7月15日(日) 14:30~16:40
会場: 富山市立学習センター分室  参加者 会員18名、賛助会員6名  計24名

はじめに発起人代表の稲葉茂樹氏より次のような挨拶があった。

本会の設立に至る経緯は既存の星雪教育研究会のテーマの一つ、
「老いを生き、学ぶ」について研究を重ねる中で、テーマの重要性に鑑み、
いのちと死の教育を推進する新組織として
「いのちと死の教育研究会」を設立することとなった。

そして本会の特色は
従来タブー視された死を学び生を考えることを、
多難な道ではあるが勇気を持って、
教育関係者ほか多士済々な職種の会員の構成で研究していくことであるとした。

続いて本会の母体である星雪教育研究会代表の黒澤景壽氏より激励の言葉を、
また元県教育長屋敷平州氏よりお祝いの言葉を頂いた。

その後、議事に入り本会の名称、目的、事業、会計、事務局について
原案に基づいて協議した。

会場と開催日については小杉町中央公民館で
原則として毎月第②日曜日に行うことを決めた。

研究方針の主眼を教育実践とその支援におき、
研究の進め方については継続して審議していくこととした。

8月 第1回定例会  8月12日(日) 13:30~
会場: 小杉町中央公民館  参加者 18名

議長、稲葉運営委員長の下に進行する。
冒頭に授業実践に関するビデオ視聴を、
兵庫県の中学3年生のクラスを対象とした授業実践について視聴した。

続いて、議長・稲葉運営委員長より
自己紹介と本会のスタートに当たっての経過報告があった。
同氏は小杉町教育長を2期務めてきている過程で、
昨今の人命に関する青少年犯罪や、阪神淡路大震災等を含めて、
生と死に関する組織的な研究の必要を感じた。

現況としては兵庫県、上越教育大学、上智大学のデーケン氏、石川県の教諭、
本県でも総合学習の中で杉原中学の加藤敏一氏の資料もあり、
これらを教育の中に根強く広く定着させていきたい。

研究協議に入り、過日、継続となっていた研究の進め方について、
家庭や地域や国内外の状況も把握しながら
当面は学校での教育実践を焦点とする。

会の名称については他の研究団体の例と比較しつつ、意見交換をした。 
この教育の必要性乃至意義について若干の資料も参考に協議した。

参加者から入会の動機など自己紹介を兼ねて述べ合った。
入会は知人、同僚、読売新聞ニュースなどで知り入会された、
など多様であつた。

9月 第2回定例会  9月9日(日) 13:30~
会場: 小杉町中央公民館  参加者 20名

今回は、中央教育審議会答申の内容に見るいのちの問題と
デーケン博士の教育方針について考察し、協議した。

前者の資料は委員長から示され、
キーワードは
「美しいものや自然に感動」
「他者との共生」
「生命を大切に」
「家庭を見直そう」
「道徳教育は人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念」
「思いやり」
「限りある人生」
等として表現されているようだ。

後者については資料の項目を読み上げ、耳新しく学んだ。
例えば、博士の資料の中の
「死の瞬間の5つのプロセス」
「生涯にわたる死の準備」
「悲嘆教育」
「死という無用の負担の軽減」
「タブー視の排除」
「自殺の予防」
「告知の問題」
「消極的安楽死」
「脳死の判定」
「葬儀の役割」
「時間の貴重さ」
「死の芸術・哲学」
「宗教と死」
「死後の世界の肯定」
から博士の考えを推察した。

参加者からの体験として、
中学で先天性異常児に対するクラスのいじめ等の問題があり、
いのちの授業実践を決断したことや、

保健室から悩みを聞き、
「あなたを見つめる多くの人の周囲がある。」と感じさせている事例、

また、ゲームの仮想世界の埋没する危険性と

「汝、愛する人が現れて初めて我となる。」
という「かかわり」の大切さについて意見が出された。

今回がはじめての6名の方に
自己紹介と本会についての考えを聞く。

富山大学教授の宗氏は中部圏の教育学会で
「いのちの教育」の公開シンポジュームを開催されたとのことである。

10月 第3回定例会  10月14日(日) 13:30~ 参加者 16名   

今回は小杉町教育センターの浦林寛英氏より、
過日、井波小学校で開催された種村栄子氏の講演の聴講報告を聞いた。

先生は「しりたがり屋の癌患者」著者であり、
その体験の話を全国各地でされている。

先生は自分自身の癌の告知については積極的に受けて、
外出を厭わず、その治療法や生と死への処し方を探り出す必要を感じられた。

また先生は図書館の司書をされていて、
子どもたちに絵本に親しませながら生の教育を呼びかけている。

そして薬害エイズの問題や学校教育の課題についても強い関心を示され、
またいくつもの絵本の紹介を通して生と死を共に探り続ける
先生の姿についての報告であった。

報告の後、協議に移り、
参加者自身の癌体験や、
家族の癌についての治療例など話題に出された。

死をタブー視せず、
葬儀を忌み嫌うことなく
関わりある人との別れを深く受け留めたい、

また農家や学校で飼育している生きものとの別れや
死を見る場面でも死の重みを感じさせたい、
などの意見交換があった。

12月 第4回定例会  12月9日(日) 13:30~ 参加者 20名  

前回までは運営委員長の司会で進めていたが、
今回より3名の運営委員で交替しながら研究会の進行をすることとした。

今回は2つの配布した協議資料を題材にして学習、協議を行った。

一つは「学校で死を教える。」(上越教育大学助教授 得丸貞子)
について盛光運営委員から、

また今ひとつは「生と死を考える。」(カールベッカー編著)第1章について
稲葉運営委員長から解説を受けた。

前者については
筆者が父との死別体験から学校での死の教育の必然性を説いている。
そこにはなぎーの研究による、
3段階の児童の発達下底に応じた適切な指導法があるという。

5歳までは死を距離的な別離と考え、
9歳までは死を死神によるものと擬人化し、
10歳までは死を肉体的な終りと認識する。

その上で死を正しく学ぶ素地のある6歳以上の小中高生に
日本の公教育で対応が希薄である点を問題視している。

後者については
1999年、前述の得丸先生が大学で生と死の授業開始後、
大学企画の講演会でカールベッカー氏を招聘し、
それについて学生が感想等、学校での死の教育について触れて書いたものである。

この後資料に関連して
参加者の生と死に関わる熱心な話題提供や意見交流がなされた。

1月 第5回定例会  1月13日(日) 13:30~ 参加者 14名 

本会創設半年後の今回は、
豊原則子氏(富山・生と死を考える会代表、本会会員、放送大学受講生)により、
「富山・生と死を考える会10年の歩み」と題して
数々の県内での活動の資料を基に、講話を聴いた。

講話に引き続き、
小杉南中学校の加賀谷満知子養護教諭より、
学級活動題材「いのちと死について」
の授業展開例と生徒の感想文が発表された。

2月 第6回定例会  2月10日(日) 15:30~ 参加者 19名  

本年度の最終回は、
山本陽子氏(富山・生と死を考える会会員、本会会員)により、
自身の闘病体験と、父と妹の看護体験を中心に講話をしていただいた。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 18:22 | ~H24_会の歩み

平成14年度のあゆみ

4月 総会 4月14日(日) 参加者24名

先ず、稲葉運営委員長の挨拶があり、
2年目を迎えた本会充実の確認と、
今年度は、前年の中学校を中心とした授業実践に引き続き深めるとともに、
小学校の授業実践に比重をかけて活動を推進するとの呼び掛けがあった。

総会行事の中で、本年度は月別活動の内容について計画が示された。

続いて宗孝文氏(会員・富山大学名誉教授)の「死生の教育」と題する講話があり、
死生観が今日、空洞化していることの危惧、
教えることと育つことの意義、
大人が子供に語りかけることの大切さ、
今後の生と死の教育等について大いに示唆を受けた。

行事の案内としては
富山放送大学10周年記念講演(小杉・ラポール6/30)、
第39回教育者研究会(高岡文化ホール7/27)、
「いのち教育」研修講座 (上越教育大8/27~29)
が資料に基づいてあった。
                                       
5月 定例会 5月12日(日) 参加者15名

はじめに稲葉運営委員長の挨拶があり、
その中で、最近読んだ書籍「人生最後の時間、木原武一著 PHP文庫 の紹介があり、
人間の人生について「現在」という時の重みを考えさせるユニークな話題が出された。

今年度の新入会員2名の自己紹介があった。

今回は長井 忍氏(会員)による話題提供があった。
前半の内容は、昨年7月の本会発足以来の定例会での話題について
概要を整理されたものである。

後半においては、本年度、小学校の実践事例も取り上げて協議を進めようという
4月の総会時の趣旨に基づいて、
同氏の勤務する浅井小学校での
鮭の発育卵を孵化させてから稚魚を育てる過程で
児童に生と死について深く考えさせる道徳の授業の実践報告があり、
それについて全体で質疑応答しながら、充実した協議を進めた。

6月 定例会 6月9日(日) 参加者13名

今月の話題提供は、杉原中学校の加藤敏一氏(会員)によるもので、
いのちと死の教育に関する授業実践の報告を聞いた。

7月 定例会 7月14日(日) 参加者12名

今回は去る1月27日に開催された
上智大学主催の第3回「生と死を考えるセミナー」--いのちの輝きを求めて--
に参加した滋野雅治氏(会員)の報告とそれに関する意見交換を行った。

諸連絡の中で
会報2号の発行と新たなホームページの発信企画等の他、
今後、一層の定例会参加者増を期待し、閉会した。

9月 定例会 9月8日(日) 参加者16名

初めに、委員長から本会が9月の定例会で節目の10回目を迎えたこと、
県外から照会の電話があり、「葉っぱのフレディ」の映画化について情報提供がある
など、関心を寄せられているとの報告があった。

今月は、会員の森太貴子氏より話題提供があった。

10月 定例会 10月13日(日) 参加者12名

今回は、稲葉運営委員長自身が
上越教育大学で開催された「第3回『いのち教育』における宗教性・スピリチュアリティ」についての研修講座に参加したときの、報告を中心とした話題提供があった。

12月 定例会 12月8日(日) 参加者39名

初めに稲葉運営委員長の挨拶があり、
上越教育大学の得丸定子氏を招聘出来て、
日頃、著作・講演等に熱心な活動をされている先生から
直接、講演を頂ける事に感謝の言葉があった。

2月 定例会 2月9日(日) 参加者26名

本年度最後の定例会は、
文部科学省委託学習ソフト開発事業を担当し、
記録映画の監督でもある榊正昭氏を招いて開催した。

最前線のCD教材「いのちの大切さ」を視聴しながら、
優れた映像やナレーション、音楽は一流のレベルで、適切な時間と内容の構成、
そして行き届いた使いやすさへの配慮に、作品の質の高さを感じた。

作品は小学校の高学年に中心を据えた道徳の授業で、
低学年でも中学生でもいのちについて感動深く学べる内容である。

構成は本編、資料編、質問、累計・グラフ表示、から成る。

内容は1部は4つの章、2部は6つの章に分けてある。
学ばせる箇所、順序は自由に選べる。

人類の45万年前に遡れば、皆の両親は同じであること、
3億の精子の中のひとつと卵子の結合の奇跡、
人体の細胞は60兆から成り、その中でまた細胞の死と誕生があること、
人体の血液の流れが毎分5.5リットルということなど、
数字で聞くだけでも大きな驚きと感動の連続であった。

今回もまた会員以外にも声をかけて多数の参加があり、好評であった。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 16:42 | ~H24_会の歩み

平成15年度のあゆみ

5月 総会  5月11日(日) 14時~ 参加者21名

開会の挨拶の中で、稲葉運営委員長は、
本会が3年目を迎え、創設時から今日まで、
設立時の動機や趣旨、拝聴した講演から学びえた示唆を
十分に今後の活動の中に生かし、
学校でのいのち教育の問題点を洗い出す必要性を提起した。

総会では前年度の経緯と今年度の方針が協議され、了承された。

講演は、本会の設立と活動に多大のご支援を受けている黒澤景壽氏から、
『「いのちと死」あれこれ思うこと』について、
本会の活動に対する示唆を含めて話があった。

諸連絡として、
北村邦彦著(本名草野亮・会員)「ある精神科医」2003.4.1発刊書籍の頒布、
及びその他の関係図書紹介、HP利用環境調査等があった。

6月 定例会 6月8日(日) 参加者13名

今回は、過去2回の授業実践発表の加藤敏一氏から、
前任校杉原中学での実践、
および新任校の中伏木小学校でのこれからの取り組みについて
話題提供があった。

7月 定例会 7月12日(日) 参加者23名
 
本会会員以外にも案内をして「生死(しょうじ)の苦海」と題する講演を聴いた。
講師は、前富山県生涯学習カレッジ室長の飯田宗映氏である。
  
9月 定例会 9月11日(日) 参加者 11名 

今月の定例会は、
8月18日、19日に上越教育大学主催で開催された
第4回『いのち教育』実践のための研修講座
 「いまいのちを考える」・・・グローバル性とローカル性・過去と現在・・・
に本会から参加した3名が分担して報告した。

10月 定例会 10月11日(土) 参加者10名
 
定例会としては、今回初めて、
ビデオの視聴を中心に協議、意見交換を行った。

高校2年生を対象とした生物の授業の収録したもので、
その中での「生と死の教育」の実践である。

タイトルは「かけがえのない自己・かけがえのない他者」
(兵庫・生と死を考える会:46分)、

内容は
①遺伝子を通じて、自己も他者も唯一無二の存在であること。
②一人一人の生命は自然科学的な固体を超えた仕組みが働く存在で、
 成り立ちの根本を説明できない、生かされた存在である。
③一度限りの人生を充実したものにデザインすることが大切だ、
と認識させている。
実験や作業を通して生徒により印象付けていたように思う。

VTR視聴後、生徒の感想文にも目を通しながら、
参加者の活発な意見交流がなされた。
遺伝子の不可思議、グレイトサムスイング、各教科での生死教育、
いのちの「たて・よこ」の連続性、与えられた命の受け止め方等々、
遺伝子という一つの視点から、
生徒へのインパクトの強さと大きな話題の広がりを感じた。

おわりに提議事項として予定されていた、
浅井小学校側からの淡水魚の飼育に関する2,3の課題が出された。
参加者からの助言もいくつか出されたが、
時間の都合で次回の定例会に授業実践報告を受けて、協議することとした。

12月 定例会 12月14日(日) 参加者17名

今回は初めての小学校におけるいのちと死の教育実践発表がなされ、
また新入会員として小学校に勤務の3名の紹介があった。

発表の内容は
大門町浅井小学校の高木 司氏による「鮎のいのち」と題する
鮎の飼育体験を今年1年間、5年生が取り組んで
保護者に学習発表会として実施したものである。

2月 定例会 2月14日(土) 参加者33名

はじめに、稲葉運営委員長は、
中伏木小学校で本年度、本会初めて
「全校的な」いのちの教育の取り組みの実践発表があったと評価した。

年度最後の定例会として、
東海大学教授の近藤卓氏より
「いのちの教育の考え方と展開」と題しての講演を聴いた。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 16:15 | ~H24_会の歩み

平成16年度のあゆみ

5月 総会  5月9日(日) 13時30分~ 参加者17名

総会のはじめに稲葉運営委員長から、
前年度の活動について、小学校の活発な実践事例が相次いであり、
また講演も東海大学教授を招いての講演など
三度にわたり会員外の参加もいただいてこれまで以上の充実した内容であり、
今年度も教育実践と会員研修を進展させたいとの方針が示された。

同日の講演は太田友恵氏による
「家族からの生体肝移植を受け、一命を取り留めた」話があった。
  
6月 定例会  6月13日(日) 13時30分~ 参加者12名

過日、佐世保市で起きた小6児童の悲惨な事件は、
今なお、いのちと死に付いての教育が
まだまだ浸透するに至っていない現状を知らされる。

稲葉運営委員長は挨拶の中で、読売新聞の取材にも触れて、
児童が夢を持ち、他の人と繋がりのあるいのちを自覚させたいと強調した。

今回節目の第20回定例会では、
2校の小学校で「ブックトーク」を実践されている図書館指導員の梶谷明美氏から、
実演の形式で具体的に講演を見聞した。

7月 定例会  7月11日(日) 13時30分~ 参加者28名

初めて医師として、しかも精神科医という
本会の研究テーマに関連の強い立場からの講師の公開講座ということで、
多くの関心を集めた。

講演に先立って稲葉委員長は
「いのちの教育は『師弟同行の営み』であり、
真剣に個々の子供たちについて大人の気付かない、
いのちと死について考え会わねばならない。」と述べた。

講師は本会会員の草野亮氏で
精神科医・北陸メンタルヘルス研究所長・スクールカウンセラーの傍ら、
「エッセイ ある精神科医」等の著書がある。

9月 定例会  9月12日(日) 13時30分~ 参加者13名

最初に、本会運営委員として当HPの発信等に尽力された
栗原富美男氏のご逝去を悼み、参加者一同黙祷を以ってご冥福を祈った。

今回は、上越教育大学主催の第5回いのち教育のための研修講座を受講しての
研修会報告が盛光、古畑両会員からあった。

加えて、いま教育基本法の改正が論議されている中で、
いのちの教育を取り込む必要を強調されいる中央教育審議会の動きに期待したい
と稲葉運営委員長から紹介があった。

10月 定例会  10月9日(日) 13時30分~ 参加者11名

挨拶の中で稲葉運営委員長より、
来年の7月下旬に射水郡・新湊市の全ての教諭対象の教育研究会
(モラロジー研究会富山部会と上記教育センターの共催)
の開催が予定されたとの話があった。

今月は本会会員の安井俊夫氏より
「いのち、人間って」~いのち、人間を理解するための題材の提供~
と題して、話題提供があった。

12月 定例会  12月12日(日) 13時30分~ 参加者20名

今回は小学校の保健室から
近年の子供達の様々なケースについて
養護教諭の荒俣寿生氏(大門町立浅井小)より
具体的な「いのち」に関わる貴重な話題提供があった。

挨拶では、稲葉運営委員長から
今年1年を回顧し、各講師や会員各位に対し、充実した本会活動に感謝の言葉があった。

2月 定例会  2月13日(日) 14時30分~ 参加者22名

初めに稲葉運営委員長より
本年度は小学校での実践を中心に、いのちと死の教育が更に広がりを見せてきた
との事例報告があった。

今年度の最終回は
富山市の整形外科医院長・桜谷社会福祉法人理事長の篁俊男氏より
「症例に見る死の受容について」と題して公開講座がもたれた。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 15:59 | ~H24_会の歩み

平成17年度のあゆみ

5月 総会  5月8日(日) 13時30分~ 参加者15名

今年5年目を迎えようとする本会の総会の挨拶で、
稲葉運営委員長から
本年度の活動に新たな方向を目指す企画が示された。

過去の会員を中心とした活動を更に広めて、
会員以外の普及を目指す、
射水地区、新湊市両教育センター参加型の教育研究会を
モラロジー研究所と共催でいのちと死に関する教育研究会を開催する。
加えて、この5年目の節目に本会活動を広く県外にも発信できる方策を模索することとした。

総会行事は前年度の活動報告、決算及び本年度の活動計画と予算が示され、承認された。
続いて「命の大切さを教える教育」と題して
篁幸子氏(富山情報ビジネス専門学校・元龍谷富山高校教諭)の
ご講演を拝聴した。

7月 定例会  7月10日(日) 13時30分~ 参加者10名

第26回目の定例会は
話題提供者として、塚原小学校の宮崎玉喜氏より、
『「いのち」に力をもらい、みつめ・つなぐことを意識して』と題して、
前年度、中伏木小学校に3年生の担任として在職した
1年間の学年便りの内容の中から、話題を提供していただいた。

話題提供に続いて、熱心な協議があり、
続いて婦負郡保内小学校の加藤校長より、
誰でもできる10時間のいのちの教育を目標に、
今、自ら既に実践済みの3時間と今後の予定が示された。  

9月 定例会  9月11日(日) 13時30分~ 参加者11名

昨年、いのちと死の教育についての全校公開授業の行われた
新湊市立中伏木小学校の森田秀子氏より、話題提供を受けた。
内容は2年生(在籍女子6名)がウサギの飼育と取り組み、
関わってきた生活科、6時間の授業実践
についてである。

引き続き、熱心に質疑応答が行われ、
その後、当会会員の豊原氏(富山 生と死を考える会 代表)より
富山での特別公開講演会の紹介があった。

11月 定例会  11月12日(土) 13時30分~ 参加者15名

今月より町村合併により、会場が日曜休館のため土曜日開催となる。

昨日のニュースでまた、悲惨な事件が起きた。
町田市の刺殺事件である。
過日の、母親に毒物を飲ませた事件に続き、目を覆うばかりである。
今こそいのちと死の教育を急ぎ広めていかねばならないと痛感する。

本会での実践発表は、
はじめて本県東部の学校からの発表で
新庄小学校の永森悦子氏による「わたしのいのち」の話題提供があり、
今後、全県に実践授業が広まる期待が持てる。

12月 定例会  12月10日(土) 13時30分~ 参加者 会員12名 他、小杉小学校教職員多数

稲葉運営委員長は先日のニュース報道の
小学校女児誘拐殺害という繰り返される悲惨な事件に触れて、
改めていのちと死の教育の大切さを強調した。

今回は、小杉小学校が今年度から文科省の指定を受けて
「いのちの尊さをはぐくむ道徳教育」というテーマで取り組んでいる事業に関連して、
本会と共催で公開講座を実施した。

講師に東海大学の心理社会学科教授の近藤卓先生をお招きして、
『「いのち」の大切さがわかる子に』と題するご講演を拝聴した。

2月 定例会  2月4日(土) 15時00分~ 参加者18名

開会の言葉の中で、稲葉運営委員長は
5年間の活動を総括して、会員の努力により実りある成果があったとし、
さらに今後の創意と工夫が求められる、
また全国誌「みちしば」の刊行も近々期待できると結んだ。

今回は、
文部科学省の2カ年間の指定を受けている
射水市小杉小学校の筏井朋美教諭より実践報告がなされた。
発表は
 「第3学年:小さないのちを守り大切にしようとする心を育てる
 総合的な学習時間『みんなでザリガニを育てよう』の実践より」
と題して、4月からの取り組みの様子であった。

実践報告を聞いて、
担任教師と子どもたちとの共有の体験を通して、
全てのいのちあるものへの思いやりの心を子どもたちが育んでいることを頼もしく感じた。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 15:36 | ~H24_会の歩み

平成18年度のあゆみ

5月 総会  5月13日(土) 13時30分~ 参加者13名

本会創設以来第5年度を3月末で終えて、
新たな気運で総会が開催された。

稲葉運営委員長は、
折りしも地元射水市内の病院で延命措置に関して
全国的に意見百出の論議を呼んだことに触れ、
一層、本会の活動目的の重要性を強調した。

先ず、年間行事など総会事項の審議の後、
元県教育長の楠顕秀先生より
「『いま』を生きる」と題して講演があった。

7月 5周年記念特別講演会 7月9日(日) 13時30分~ 参加者31名
 
本会創設は平成13年7月13日で、
5周年を記念し特別講演会として、
英知大学人間学部教授の高木慶子先生を迎え
「生きる力といのちの教育」の講演をいただいた。

この記念事業には、県教育委員会、射水市教育委員会、
北日本新聞社、射水市ケーブルネットワーク株式会社
の温かいご後援を頂き、
広く県内にお知らせと成果の報告ができたことで、
今後、児童生徒への教育などに深く広く浸透させていけるとの期待が持てた。

9月 公開講演会(第31回定例会) 9月9日(日) 13時30分~ 参加者18名
 
 今回は富山市ファミリーパークの山本茂行園長に
「動物のいのちと死を見つめて」と題してお願いすることができた。

なお、講師は、日ごろ多くの課題対応や講演会、
また同日は市議会答弁資料準備中と多忙なため、
質疑応答は2点に絞り、講演後は参加者の意見交換とし、活発な協議が続いた。

11月 定例会  11月11日(土) 13時30分~
    
開会に先立ち、司会者から、
本会にとっての朗報として、
この度の秋の叙勲に、めでたく、
稲葉茂樹運営委員長が瑞宝小綬章を受けられたこと
をお伝えし、
参加者一同でお祝いの気持ちを心からの拍手で表し、
それに対し先生から受賞報告と謝意があった。

続いて開会のあいさつがあり、
最近の自殺の予告や子どもの人権無視のような事件に
本会のような活動の重要性を力説された。

今回の話題提供は、射水市立歌の森小学校の佐藤静香教諭が
前任校の大島小学校での総合学習の実践について報告をした。
過日、本会の発刊した「みちしば」にも掲載されているもので、
「ヤゴさん救出大作戦」-トンボ池にいのちのつながりを見つけた-
について感動的な取り組みの様子を興味深く聞くことができた。

12月 定例会  12月9日(土) 13時30分~

平成18年は
全国各地の小中学校に道徳資料「みちしば」の発刊と、
本会創立5周年を記念する高木慶子氏の講演録発刊
に象徴された、特記すべき1年であったという運営委員長の挨拶があった。

今回の話題提供は
18,19年度の文科省の「心に響く道徳教育推進事業」の研究指定を受けた
南砺市立城端中学校の同研究主任の広瀬敬一教諭に、
1年次の研究成果を収めた40ページにわたる資料に基づいて
貴重な実践発表を詳細に聞くことができた。
11月7日には同校で既に中央より指導者を招き、
中間まとめが行われている。

学校挙げての実践に、
本会も広瀬教諭の活力溢れた発表から多くの示唆を得た。
翌完成年度に向けての一層の成果に期待し、
同氏への感謝の念を以って定例会を閉じた。

2月 定例会  2月16日(金) 13時00分~

今回の定例会は、
かねて文書や当ホームページでご案内の通り、
射水市立小杉小学校が文部科学省の研究指定を受けて、
2カ年間の研究成果をまとめた。
この研究発表会に会員が参加して、
いのちの教育について学びを深めることで、第34回の定例会に代えることにした。 

概要については簡単に地元の北日本新聞にも掲載されていた。

発表会の名称は
「平成17,8年度文部科学省指定研究
 児童生徒の心に響く道徳教育推進事業
 「命を大切にする心をはぐくむ教育の推進に関する研究」
発表会で、

テーマは
「子どもたちが命の尊さに心を寄せ、
自らの生きる力を高める道徳教育のあり方を求めて」
についてであった。

また本会員の参加者は11名で、
空き時間を利用して懸案の慰霊碑の件についての連絡事項を伝えた。 
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by toyama-inochi | 2007-05-28 15:08 | ~H24_会の歩み
今回は、
山本陽子氏(富山・生と死を考える会会員、本会会員)により、
自身の闘病体験と、父と妹の看護体験を中心に
下記の概要で講話をしていただいた。

① 18年前、自分自身の生死を分けるような
 心臓の大手術を乗り越えた。

 またそれと重なる父の長い介護と妹の大病にも、
 力強い支えとなって生きてきた。

② 近県の大学などでも講話を依頼されて、
 聴講の学生からのレポートを読み
 自分自身も強く励まされる。

③ 家族の看護の傍ら、
 私塾を経営し、約30名の生徒達の、
 知識にまさる健全な心の指導と成長を
 喜んでいる。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 14:19 | ~H24_講演の概要
講演概要

「富山・生と死を考える会10年の歩み」 
(豊原則子氏(富山・生と死を考える会代表、本会会員、放送大学受講生))

概要は以下の通りです。

① 前掲の会のほか、
 婦人会活動や特養のホームボランティアの場で、
 献身的に仲間と共に生と死を深く語り合い、
 問いかけてきた。

② お寺の主婦としても、
 両親の看護と死別、兄の急逝、
 学生時代の友人の落雷による死、
 檀家の訃報などに遭遇し、
 身近なことでも
 常に生と死を問い続けてきた。

③ 父の死には
 公務で十分に尽くせなかった悔いから、
 一冊の侘びノートを書いた。
 また、兄弟で引き継ぎながら、
 書き交わした介護ノートは5,6冊にもなった。

④ 教育界は死に触れることを、
 宗教との結びつきと恐れ、
 いのちと死にについて考えるには、
 ひとつのブラックホールとなっている。

⑤ 幼少時からでも、
深く係わりある人の病床を訪ねて和ませ、
死去に際しても別れを惜しむ心を、肌で感じさせたい。


(講話に引き続き、
 小杉南中学校の加賀谷満知子養護教諭より、
 学級活動題材「いのちと死について」の
 授業展開例と生徒の感想文が発表された。)
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by toyama-inochi | 2007-05-28 14:14 | ~H24_講演の概要
講演概要

・いのちの教育の必要性を様々な視点から述べる。

・その必要性を生み出した時代的、思想的な背景の流れについて語る。

・いのちの教育は、その流れの中で世界的、同時多発的に生まれたものである。

・いのちの教育は、それぞれの国、民族、宗教、地域性等に適合したものであるべきである。

・わが国の教育行政レベルで、いのちの教育がどのように取り扱われているかを、
 中央教育審議会の答申と学習指導要領およびその解説編について説明する。

・具体的な実践のあり方は、関係者の研究に委ねられるとして、
 日本におけるカリキュラム試案とそれに基づいて
 上越教育大学が開発した教材を紹介する。

・わが国の自殺件数に見られる特徴を挙げ、
 自殺の予防と事後措置の対策の遅れを指摘、
 この点でのいのちの教育の必要性を説く。

・いのちの教育に携わる者の心構えについて述べる。
 いのちの教育においては、自分の考えを押し付けるような安易な態度は危険である。
 宇宙における自分のいのちの存在を自覚するなどして、
 真摯な祈りを込め、全身全霊を傾けて謙虚な気持ちで子どもに語りかけ、
 共に考える姿勢が大切である。

講演の詳細は こちら にあります。
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by toyama-inochi | 2007-05-28 14:02 | ~H24_講演の概要
講演概要

今月の話題提供は会員の 森 太貴子さんからです。

森さんは、
これまでの看護師、助産師の体験から
専門的な貴重な話題を提供されました。

産科の臨床経験での生命誕生の感動、
ガン患者や家族との関わりにおける心の葛藤、
看護師養成についての腐心などについて語られました。

その中で
臨床心理の問題、
高度医療の影の問題、
少子化の問題、
若い未熟な親の自覚の問題など
今日的な問題を数々提起されました。

また、
日本女子大の中村博志先生から
スクーリングを受けたこともお話されました。
(中村先生には『死を通じて生を学ぶ教育を』の著書があります。)

(講話をめぐって質疑応答があり、
 看護という新たな視点から
 「いのちと死」の問題を考えました。)
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by toyama-inochi | 2007-05-28 13:48 | ~H24_講演の概要

by toyama-inochi