富山・いのちの教育研究会

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公開授業と講演「命を大切にする心をはぐくむ教育」

 文科省指定の2か年間にわたる研究を集大成した発表がなされた。

 先ずスライドを利用して同校の2か年間にわたる実践の研究成果を系統立てて説明され、また、公開授業の朝日丘小学校1年3年6年について詳細、緻密な授業計画の発表がった。

 1年生では「かぞくっていいな」の取り組みの中で家族の一員としての自分の役割を自覚し、家族の温かい愛情を感じさせる工夫を考えた。
 3年生ではポートボールの体育のゲームで友だちをよく理解し、自他のよさを見つけて、信頼と友情をどのように育てたらよいかを生徒に考えさせていた。

 6年生ではポスターの作成を通して、見る人の立場を考えて分かりやすく、よく伝わる内容を表現の方法で具体的に探るというクラスと、今ひとつは筆者が参観したクラスで、「車椅子の経験から」の本を読んで、日ごろの自分の生活上の経験を出し合いながら多彩な活動を展開していた。
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 公開授業の後は西部教育事務所の伊豆多都子指導主事の講評があり、児童達の小さな問いかけや意見によく耳を傾けて心を褒めてやることの大切さや、大事なことを広め高めていく考えを引き出すことを強調された。

 講師の島恒生教授は生命尊重は教育の「大切なこと」から「基本的なこと」に重要視されてきていること。
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 いのちの悲惨な事件の多発化は、命を単に視覚と聴覚だけで捉えないで、むしろ臭覚、味覚、触覚で感じとる体験をさせることが大切である。

 最近の高校生の国際比較調査で夢のなさが危惧されている。

 どんな友達でもその子のよさが言える子どもを育てること。どのような教科でもその教科でしかできない道徳性の育成を考えてほしいとの話であった。
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by toyama-inochi | 2008-12-06 16:10

by toyama-inochi