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富山・いのちの教育研究会

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「生きる」とはどういうことか、大人と子どもが一緒に考えるサイトです。

平成15年度のあゆみ

5月 総会  5月11日(日) 14時~ 参加者21名

開会の挨拶の中で、稲葉運営委員長は、
本会が3年目を迎え、創設時から今日まで、
設立時の動機や趣旨、拝聴した講演から学びえた示唆を
十分に今後の活動の中に生かし、
学校でのいのち教育の問題点を洗い出す必要性を提起した。

総会では前年度の経緯と今年度の方針が協議され、了承された。

講演は、本会の設立と活動に多大のご支援を受けている黒澤景壽氏から、
『「いのちと死」あれこれ思うこと』について、
本会の活動に対する示唆を含めて話があった。

諸連絡として、
北村邦彦著(本名草野亮・会員)「ある精神科医」2003.4.1発刊書籍の頒布、
及びその他の関係図書紹介、HP利用環境調査等があった。

6月 定例会 6月8日(日) 参加者13名

今回は、過去2回の授業実践発表の加藤敏一氏から、
前任校杉原中学での実践、
および新任校の中伏木小学校でのこれからの取り組みについて
話題提供があった。

7月 定例会 7月12日(日) 参加者23名
 
本会会員以外にも案内をして「生死(しょうじ)の苦海」と題する講演を聴いた。
講師は、前富山県生涯学習カレッジ室長の飯田宗映氏である。
  
9月 定例会 9月11日(日) 参加者 11名 

今月の定例会は、
8月18日、19日に上越教育大学主催で開催された
第4回『いのち教育』実践のための研修講座
 「いまいのちを考える」・・・グローバル性とローカル性・過去と現在・・・
に本会から参加した3名が分担して報告した。

10月 定例会 10月11日(土) 参加者10名
 
定例会としては、今回初めて、
ビデオの視聴を中心に協議、意見交換を行った。

高校2年生を対象とした生物の授業の収録したもので、
その中での「生と死の教育」の実践である。

タイトルは「かけがえのない自己・かけがえのない他者」
(兵庫・生と死を考える会:46分)、

内容は
①遺伝子を通じて、自己も他者も唯一無二の存在であること。
②一人一人の生命は自然科学的な固体を超えた仕組みが働く存在で、
 成り立ちの根本を説明できない、生かされた存在である。
③一度限りの人生を充実したものにデザインすることが大切だ、
と認識させている。
実験や作業を通して生徒により印象付けていたように思う。

VTR視聴後、生徒の感想文にも目を通しながら、
参加者の活発な意見交流がなされた。
遺伝子の不可思議、グレイトサムスイング、各教科での生死教育、
いのちの「たて・よこ」の連続性、与えられた命の受け止め方等々、
遺伝子という一つの視点から、
生徒へのインパクトの強さと大きな話題の広がりを感じた。

おわりに提議事項として予定されていた、
浅井小学校側からの淡水魚の飼育に関する2,3の課題が出された。
参加者からの助言もいくつか出されたが、
時間の都合で次回の定例会に授業実践報告を受けて、協議することとした。

12月 定例会 12月14日(日) 参加者17名

今回は初めての小学校におけるいのちと死の教育実践発表がなされ、
また新入会員として小学校に勤務の3名の紹介があった。

発表の内容は
大門町浅井小学校の高木 司氏による「鮎のいのち」と題する
鮎の飼育体験を今年1年間、5年生が取り組んで
保護者に学習発表会として実施したものである。

2月 定例会 2月14日(土) 参加者33名

はじめに、稲葉運営委員長は、
中伏木小学校で本年度、本会初めて
「全校的な」いのちの教育の取り組みの実践発表があったと評価した。

年度最後の定例会として、
東海大学教授の近藤卓氏より
「いのちの教育の考え方と展開」と題しての講演を聴いた。
by toyama-inochi | 2007-05-28 16:15 | ~H24_会の歩み

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