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富山・いのちの教育研究会

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「生きる」とはどういうことか、大人と子どもが一緒に考えるサイトです。

安井俊夫先生 「いのち、人間って-いのち、人間を理解するための題材の提供-」(平成16年度定例会)

講演概要

① 生物の死がなかった原始時代の後、10数億年前には、
 有性生殖により遺伝子の伝達を行うことにより死が生まれた。

② 2億5千年前に噴火が多発する低酸素時代となり、
 呼吸を容易にする横隔膜を持つ哺乳類が出現した。

③ 霊長類の中で人間だけが持つ白目は
 自然界の外敵と戦う時に、
 仲間とコミュニケーションを保つために
 連携上仕組まれたものである。

④ 日野原先生は
 医師として患者さんに関わる時間を
 自分の寿命の提供と認識することが大切だ
 と話されている。

⑤ 「食育は、大人が包丁を持てば成功する。」と言う。
 生き物のいのちを食する意識、
 コンビニ食の蔓延について考えを改めたい。

⑥ 家族とは
 生老病死といういのちの世話をする基本的な機能を持ち、
 資格社会とは別に、
 無条件でその存在を認め合う場所である。
 (大阪大学鷲田清一氏)
by toyama-inochi | 2007-05-27 14:51 | ~H24_講演の概要

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