富山・いのちの教育研究会

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近藤卓先生 「『いのち』の大切さがわかる子に」(平成17年度定例会)

講演概要

国によっていのちの教育に違いがある。

例えば金魚を家庭で飼っていて死んだ場合、
日本では庭の片隅に墓を作って埋める場合が多いが、
カナダではトイレに流すのが通例である。

このような違いを踏まえると、
西欧の文献を翻訳する研究方法ではなく、
別の研究方法の確立が必要であり、
私はいのちの教育は共有体験に尽きると考えている。

精神分析学者の北山修氏の著書に「共視論」があるが、
この考え方を「共有論」にまで広め、
五感を使って共有するいのちの教育が大切であると考えている。

また、子どもたちの自尊感情を高め、
自分のいのちがまず大切であることを伝えることが大切であると考えている。

課題は、
 ①子どもの死の意識の調査、
 ②いのちのイメージの調査、
 ③いのちの教育の実態調査、
 ④授業の実践研究の四つである。

最近は何でも説明して条件付きで子どもに伝えようとするが、
親や教師が子どもに無条件の愛を伝えることが重要であり、
この無条件の愛を伝えることができたとき、無条件の禁止ができると考える。
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by toyama-inochi | 2007-05-27 11:51 | ~H24_講演の概要

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